初めて運転免許更新に行く
今日は、ただの身分証に成り下がっている免許証の更新に行ってきたよ。
初回講習は、僻地にある運転免許試験場でしかやってないから本当に面倒だ。
当然のごとく自家用車なんて持ってないけど、実家住まいだから車を使えなくもない。
でも、1年以上まともにハンドルを握ってないから怖くて乗れないわ。
ということで、公共交通機関を何度も乗り継いでなんとか辿り着いた。
この試験場は学科試験を受けて以来だ。
苦痛に満ちた自動車学校時代を、いろいろ思い出しそうになる。
さっさと手続きを済ませて立ち去ろうと、入口に向かうと長蛇の列。
なんと入場制限で整理券を配布してたよ。
最近すっかりコロナが収束しつつあるから、こういう事態は全く頭に無かった。
午前中の講習には間に合わず、午後からの講習にまわってしまった。
ただ、入場してしまえば手続き自体は簡単ですぐに終わったよ。
旧免許証を設置してある機械に投入すると申請書が出て来て、それを各窓口に旧免許証と一緒に提示していく。
手数料分の収入証紙購入→視力検査、写真撮影と流れ作業である。
それで完成した申請書を受付けに提出すると、あとは講習を待つのみ。
思いがけず、2時間以上時間が出来てしまった。
残念ながら試験場の周りには何にもないから、ベンチに座ってぼーっと待つしかない。
何も考えずに人の流れを見ていたら、思いのほかすぐに時間が過ぎてくれた。
こういう苦痛な待機時間をやり過ごすってのは、ビルメンになって身についた一番のスキルかもしれない。
それで初回講習だけど、教本を貰いそれを元に講師が淡々と内容を読み上げていき、合間にDVDを垂れ流すと言う無味乾燥、形式的な2時間だったよ。
唯一、流されたビデオの役者の三文芝居だけが印象に残ってるくらい。
この手のビデオに出てる役者は、みんなこういう演技を求められているんだろうか?
講習の終わりに新免許証を貰う。
普段、写真写りなんて気にしない俺でもちょっと引くレベルの酷いツラだったよ。
次の3年間、これを身分証に使わないといけないと思うとちょっと凹んだわ。