30代職歴無しからビルメンになった話

21で大学中退 その後バイトを転々と半ニート生活で気が付けば30代

就職活動 面接編 その2

通された部屋で待っているとさっき対応してくれたスーツの男性と作業着の男性が入ってきた

どうやらこの二人が面接官らしい

スーツの男性は40くらいで少し厳しそうな人で作業着の男性は40後半くらいで穏やかそうな人だった

立ち上がって挨拶をしてからいよいよ面接が始まった

やっぱり志望動機については詳しく聞かれたよ

どこでビルメンって仕事を見つけたのか、どういう仕事だと理解しているのか

それに対してハロワで相談したら紹介された、手に職を付けたい、建物の環境を維持していくのに欠かせない仕事みたいな無難な受け答えが出来たと思う

資格についても聞かれた

訓練校からじゃなく自分でとったって言ったら、電工の実技試験はどうやって乗り切ったのかと興味津々な感じだったよ

あとビルメンはサービス業だから接客業の経験がある方が好ましいみたいなことも言われた

実際は品出しで接客なんてほぼしてなかったけど、職務経歴書にスーパーのバイトって書いておいてよかったよ

スーツの人が主に喋って作業着の人がたまに促されて質問をしてくるという流れだった

全ての質問に完璧に答えられたわけじゃないけど、自分としては上手くやれたと思う

面接官の二人が終始丁寧に接してくれたのと、危惧していたような厳しい質問も無かったのが大きかったね

最後に作業着のサイズを聞かれたので、もしかしてこれ採用されるんじゃないかと手ごたえを感じたよ

採用なら電話で、不採用なら封書で1週間以内に連絡すると言われそこで面接は終了した

自分としては面接官二人の感じが良かったし、もし採用されたらここで働こうとその時は思ってたよ

 

つづく