30代職歴無しからビルメンになった話

21で大学中退 その後バイトを転々と半ニート生活で気が付けば30代

運転免許取得への道 5

効果測定っていう筆記の模擬試験を受けた

仮免の試験と同様に45/50を2回とれば合格だ

待ち時間や移動時間はアプリで演習問題を繰り返してたから、ここは問題なくパスできたよ

筆記試験は一夜漬けで何とかなるっていう話は大げさだと思うけど、基本的には一般常識に毛が生えたレベルの問題ばかりだから、それほど心配しなくてもいいだろう

それよりも自分の場合は技能が問題だ

 

・技能教習 第一段階 9 10 11時間目

 

9時間目の指導員は前に一度お世話になったTさんだ

学科の講師をしてて、何度か挨拶もしてるから俺のことは覚えてきたよ

どのくらい上達してるのか楽しみだとプレッシャーをかけられ、最初の発進でエンストをかます

Tさんは苦笑してたよ

そもそも俺は人に見られながら何かをするってのが大嫌いなんだよな

上手い事やろうとして、大体失敗する

まあそれはともかく、今回はまず坂道発進と前回の復習でS字クランクをやった

例によってアクセルを吹かしながら坂道発進はクリア

そのあとはずっとS字とクランクを交互に繰り返した

結構ギリギリの場面はあったけど脱輪も無く、無難にこなせたと思う

 

引き続き10時間目

今度は新たに交差点や踏切の通行

交差点では信号に苦戦

黄色は止まれって学科でやってたから、焦って急ブレーキをかける

停止線を越えていたら、そのまま通行していいのね

それと、たびたび指導員の指示を忘れる

次は右折と言われたのに、中央に寄るのを忘れたり

長年の半ニート生活で思考力、記憶力が確実に落ちてるのを実感するよ

 

11時間目はAT車の運転

後日、再びTさんに指導してもらう

初めてAT車に乗る

ほとんど息抜きみたいなものだから、気楽に行こうと言われる

アクセルを踏むだけで発進することに感動

エンストが無いってだけで、随分気が楽だ

ただ、アクセルの加減が大分MTの教習車と違った

アクセル一つで急発進、急加速っていうのは確かに怖いかもしれない

とは言えここへきて、やっぱりATコースを選ぶべきだったと後悔したよ

Tさんが言うには、好んで選ばない限り卒業してからMT車に乗る機会は、ほぼないだろうってことだ

長いことほぼ引きこもりで車とは縁遠い生活だったから、今の車事情は全く知らなかったよ

 

最後に、Tさんになんとかここまでは順調に来てるから頑張って、と励まされ終了

本当に順調なのか自分では分からなかったけど、それでも少しホッとしたよ