30代職歴無しからビルメンになった話

21で大学中退 その後バイトを転々と半ニート生活で気が付けば30代

退職を決意する

突然だけど、退職することを決めた。

理由は実家に居場所が無くなりそうだから。

そこで折角の機会だし、都会に出て系列系のビルメン会社を目指してみようと決めたよ。ビル管も取ったしね。

駄目ならまた独立系に戻ったらいいし。

まあ今の現場は全く不満がないわけじゃないけど、俺でも務まるレベルだからそこを離れるのは惜しいと思わないでもないが。

 

で早速退職したいと会社に伝えるわけだが、ビルメンの場合、伝えるタイミングが難しいね。

基本、狭い監視室にみんないるわけだし、さすがに全員がいる状況で切り出すのは無理。

かといって上司とは出勤したら常に顔を合わせてるのに、電話で伝えるのも礼儀としてどうかと思うしね。

とにかく早く意思を伝えた方が迷惑にならないと思うけど、なかなか二人きりになれなくて困ったよ。

結局、なんとかタイミングを見計らって伝えたけどさ。

しかし、退職を伝えるのってめちゃくちゃ緊張するね。

上司と普段からそんなにコミュニケーションをとってないのもあって心臓はバクバクだし、声も震えてたわ。

ただ、特に引き止められたりはなく、すんなり了承して貰えた。

理由は聞かれたけどね。

 

そして、退職までの期間、なんとなく気まずいね。

ほとんどの同僚からは激励されたけど、一部からは完全に無視される状況になったよ。

まあどうせ1ヵ月と少しだからどうでもいいが。

 

とここまでが11月半ばの話。

今週末が最終出勤日で12月いっぱいで退職することが決まったよ。

有休消化期間に入ったら就職活動を始めようと思う。

すんなり仕事が見つからないかもしれないけど、今すぐ家を追い出されるわけでもないし、多少の貯えもあり、失業保険もある。

独り身だし、まあどうとでも生きていけるはず。