30代職歴無しからビルメンになった話

21で大学中退 その後バイトを転々と半ニート生活で気が付けば30代

運転免許取得への道

初めての技能教習が散々だったから、もう行きたくなかったけど、大金を払ってるから後戻りはできないと、諦めて教習所へ向かった

この日は学科だけの予定だったけど、たまたま空きがあるってことで技能教習も申し込んだ

今回の指導員は30代くらいのTさんだ

挨拶もそこそこに早速教習に入る

前回乗ったのが数日前にも関わらず、発進にもたつき早速エンストをかます

ただTさんは俺がミスをしても、その都度丁寧にコツを教えてくれたし、威圧的じゃなかったおかげで前回より落ち着いて乗れたし、何より少し運転が楽しくなってきたよ

まず前回同様に、所内の外周をグルグルするのに加えて、内回りや障害物への対応をやった

なんとなく半クラッチのコツをつかんできたかもしれない

ただ、ギアチェンジの時に手元を気にしてしまうことを指摘された

こういう二つに動作を同時に行うようなことは苦手だ

また、視野を広くもつことも言われたけど、簡単にそれが出来たら苦労しない

が、前回のOさんと違ってTさんは物腰が柔らかい方だったから、こちらも前向きになれたと思うよ

指導員が指名制だったら、迷わず今後もTさんにお願いしたかった

どうしても精神的にきつくなったら、担当を変えてもらえるように相談しよう

そのあと学科を受けた

私語もなく、みんな真面目に講師の話を聞いていた

免許を取るって目的で高い金払ってきてるんだから、当たり前か

そういえば、待合室もみんな押し黙って重苦しい雰囲気だったな

教習所って若者がワイワイやってるようなイメージだったけど、少なくとも自分が通っている時期はそういうノリではなかったね、合宿だとまた違うんだろうけど

やっぱり通いを選んで良かったよ

 

予定していた学科を受け、この日はすべて終了となり帰宅した

次回の技能教習は再び担当のOさんに戻る

それを考えたら、やっぱり憂鬱な気分になったよ