30代職歴無しからビルメンになった話

21で大学中退 その後バイトを転々と半ニート生活で気が付けば30代

転職活動 その1

朝起きて、仕事に行かなくていいって最高だな。

最終勤務からほぼ引きこもって、一日中ごろごろしてる。

基本的にヒキニート体質は変わらない。

でも履歴書だったり、職務経歴書、面接の問答集なんかは少しずつ作ってる。

自分のキャリアから見栄えのするモノの作るのは、なかなか大変だよ。

あと、自己PRや志望動機を考えるのは毎回苦労する。

ネットでテンプレ見つけてきて、切り貼りして作るから別に難しくはないんだけど、自分で書いていて、あまりにも心に無い内容にうんざりしてくる。

楽に金を稼ぎたいって一点しかないからね。

自分の経験や能力の無さへの負い目もあるし。

まあ、時間はあるからゆっくり作っていこうと思う。

なんて考えてたら、応募してた会社のうち2社から早速、書類選考通過のメールが届いたよ。

レスポンスが早いのは有難いんだけど、もう少し何にも縛られない生活を満喫したかった。

嬉しいより億劫さの方が勝ってしまうわ。

そしてやっぱり、ビルメンって資格で振るいにかけられるんだろうな。

多分、ビル管が効いてるんだろう。

逆に言うと、ボロボロのキャリアでも、多少年をくってても資格さえあれば、書類はパス出来る可能性が高いってことだ。

これは、ビルメンのメリットだろうねぇ。

 

なんにしても、面接を受けられることになり、日程調整を進めてる。

ただ、俺が現在、応募している全ての系列系ビルメン会社は、1回の面接で内定が出るわけでは無く、2次面接も受ける必要がある。

ここは明らかに独立系の会社とは違うね。

退職した会社も、当時別に受けた会社も1回の面接、それもバイトの面接と同じようなノリですぐ内定が出たからね。

系列系は親会社のフローチャートに則ってるんだろうな。

ちなみに俺が遠隔地に住んでるって配慮から、面接はwebで受けられることになった。

これは今の情勢も関係あろうだろうね。

テレワークの環境を整備して、対面を避ける風潮は、特に遠方で就職活動してる人間にとっては追い風じゃないかな。

俺としても出向かなくていいのは有難いけど、テレワークと無縁の仕事をしていたからwebで面接なんて初めてだし、不安はあるけどね。

 

そうそう、面接と並行して適性検査ってのを受けることになった。

噂に聞くSPIってやつだ。

当然、今まで俺はそんなもの受けたこともない。

今ネットでいろいろ調べて対策してるけど、準備期間があんまり無いから出たとこ勝負だろうな。

改めて思ったけど、系列系はハードルが高いわ。

おそらく、俺が応募してるビルメンランキング上位の会社は、どこもSPIみたいなものを課してくるだろう。

 

正直なところ若干、嫌になってきた。

考え無しにいろいろ応募したのは失敗だったな。

来週からいろいろ忙しくなりそうだよ。