30代職歴無しからビルメンになった話

21で大学中退 その後バイトを転々と半ニート生活で気が付けば30代

ビル管試験を受けてきた

いよいよビル管試験当日。

試験会場は30分程度で行ける距離だけど、朝6時に起床して最後の悪あがきをして会場に向かう。

開始30分ほど前に会場に着くと、すでに半分以上席は埋まっていた。

指定の席について、さらにギリギリまで赤本を読む。

コロナの関係で、3人掛けの長テーブルを一人で使えるのは地味に嬉しかったよ。

そうこうしていると試験監督からの説明が始まった。

特にビル管特有の話はなく、概ね他のマークシート試験と同様の内容で、さっさと試験を始めたいと気持ちがはやる。

正直結構緊張してたんだよね。

ついに開始の合図。午前の試験が始まった。

受けた感想は可もなく不可もなく、おそらく合格点には届いてるだろうなってくらいの感覚。

ビル管の場合、3時間の試験だけど1時間を経過した時点で退出出来る。

1時間半くらいで全部解き終わったけど、念のためマークシートずれが無いか確認して、2時間程度で退出をした。

そして持参した昼飯を食べようと思ったけど、会場の部屋以外に待機できるところが無いようだったので、仕方なく会場のビルの階段で飯を食う。

ものすごくわびしい気分になったよ。

 

午前の試験を無難にこなせたおかげで幾分落ち着いて、午後の試験に迎えた。

でも一発目の構造概論で状況が一変したわ。

何がなんだかわからない見たこともない問題だらけ。

確実に取れたと確信できるのは2,3問くらい。

今すぐ答案を破り捨てて帰ってやろうかと思ったけど、もちろんそんな度胸もないからやらない。

午後の試験は開始30分で退出できる。実際にそこで何人か退出をしてた。

自分も完全にモチベーションが無くなったけど、一応最後まで解いてからさっさと家に帰った。

試験が終わった解放感なんて一切なし、もやもやした気分で解答速報を待つことになったよ。

あーもう二度とこんな試験受けたくないってのに